妊娠線ができやすい妊婦さんはどんな人?

体重が急激に増えた場合
食べていないとムカムカする食いづわりや、妊娠中の運動不足で、体重が急に増加する妊婦さんもいます。

急激に体重が増えて太ってしまうと、皮膚がその変化においつかず無理に引っ張られます。そして、皮下組織に亀裂が入り、妊娠線ができてしまうのです。

小柄な妊婦さん
赤ちゃんはママの体が小さくても標準で育ちます。小柄なママは、お腹や周りなど皮膚は、普通体型のママよりも引っ張られるので、妊娠線はできやすいのです。

乾燥肌の人
水分不足の肌は潤いがないので、柔軟性がありません。妊娠したら栄養バランスが崩れたり、運動不足などで肌荒れしがちになります。

乾燥肌の人や乾燥が気になる人は、普段からクリームやオイルで皮膚に潤いを与え、保湿を心がけましょう。

年齢も関係する

年齢を重ねると血流も悪くなり代謝も落ちるので、自然と皮膚の張りや弾力はなくなります。乾燥肌や肌荒れは、年齢も関係しているのです。皮膚に潤いがなくなると、妊娠線もできやすいのです。

二人目以降の妊娠
お腹は、一人目のときに一度大きくなっているので、、二人目のときのほうがお腹も膨らみやすく大きくなります。一人目のときより、お腹の出る時期も早く大きさも大きいと感じる妊婦さんが多いようですね。

多胎妊娠(双子・三つ子)など
多胎妊娠は、胎児を一人育てるときよりお腹は大きくなります。そのぶん皮膚も急激に引っ張られ、妊娠線ができやすくなります。多胎妊娠をした場合は、なるべく早い時期から妊娠線のケアをしましょう。

予防しているのに妊娠線ができるのはなぜ!?

■体質や遺伝も関係する
体質はそれぞれ違うので、妊婦さんによって肌質にも違いがありますから、妊娠線ができやすい人も入ればできない人もいます。

予防をしていないのに、産後に妊娠線ができなかったという人や、まめにクリームやオイルを塗ってケケアしていたのに、妊娠線ができてしまったという人もいます。

このように、遺伝や体質によってもそれぞれ違いがあるので、妊娠線の予防をしたからといって、絶対にできないというわけではないのです。

■体重が急に増えると妊娠線ができやすい
体重が急に増えると皮膚はそれについていけず、無理に引っ張られるため、皮下組織に亀裂が入ります。これが赤く妊娠線となります。妊娠中は、つわりなどで食生活が変わったり、運動不足で太りやすくなります。

妊婦さんになると、赤ちゃんの分まで食べなさい!と昔はいわれていましたが、今は妊娠中に体重を増やしすぎると、妊婦さんや赤ちゃんのリスクが高くなることがわかっているので、病院でも体重の指導があります。

妊娠線予防や赤ちゃんやママの体に負担をかけないためにも、妊娠中太りすぎないよう体重管理をしましょう。

■ホルモンバランスの変化により妊娠線ができやすい
赤ちゃんを妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、コルチコステロイドというホルモンが増加します。このホルモンは、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)に働きかけるため、これも妊娠線ができやすい原因となるのです。

■妊婦さんは乾燥肌になりやすいため
特に妊娠初期では、つわりなどで食事ができなかったり、それとは反対に食べていないとだめだったり・・・栄養バランスが偏ったり、運動不足になることで便秘を引き起こしたり、肌荒れを引き起こしやすくなります。

潤いのない肌は柔軟性がないので、妊娠線ができやすいのです。

前駆陣痛がおこる時期や症状

妊娠後期の妊婦さんの画像

陣痛には、赤ちゃんを出産するときのものと、他に前駆陣痛という痛みがあります。

前駆陣痛がおこる時期は出産前で、痛みの強さや感覚はまだ規則的ではありません。前駆陣痛は、赤ちゃんの産まれてくる産道を柔らかくしたりして、赤ちゃんが産まれるために必要な準備です。

前駆陣痛は始まったからといって、すぐに本陣痛が始まるわけではありません。それには個人差もあるようで、臨月にい入る前に体験する人や、本陣痛の前に体験する人などさまざまですが、妊娠36~40週頃の臨月に入ってからおこる人がおおいようですね。

前駆陣痛の症状もそれぞれで、生理痛のような痛み、お腹のはりや腰痛などの症状が現れるようで、中には前駆陣痛に気付かなかったという妊婦さんもいるようです。

前駆陣痛があったからといって、すぐに産婦人科を受診する必要はありませんので、本陣痛が始まるのをまってくださいね。

ただし、お腹の張りがおさまらないときや破水やおしるしがあったとき、痛みが規則的で強いときは産婦人科に連絡してみてください。

痛みが弱いから微弱陣痛かもと思っても、規則的に痛みがあるなら産院に連絡してくださいね。