予防しているのに妊娠線ができるのはなぜ!?

■体質や遺伝も関係する
体質はそれぞれ違うので、妊婦さんによって肌質にも違いがありますから、妊娠線ができやすい人も入ればできない人もいます。

予防をしていないのに、産後に妊娠線ができなかったという人や、まめにクリームやオイルを塗ってケケアしていたのに、妊娠線ができてしまったという人もいます。

このように、遺伝や体質によってもそれぞれ違いがあるので、妊娠線の予防をしたからといって、絶対にできないというわけではないのです。

■体重が急に増えると妊娠線ができやすい
体重が急に増えると皮膚はそれについていけず、無理に引っ張られるため、皮下組織に亀裂が入ります。これが赤く妊娠線となります。妊娠中は、つわりなどで食生活が変わったり、運動不足で太りやすくなります。

妊婦さんになると、赤ちゃんの分まで食べなさい!と昔はいわれていましたが、今は妊娠中に体重を増やしすぎると、妊婦さんや赤ちゃんのリスクが高くなることがわかっているので、病院でも体重の指導があります。

妊娠線予防や赤ちゃんやママの体に負担をかけないためにも、妊娠中太りすぎないよう体重管理をしましょう。

■ホルモンバランスの変化により妊娠線ができやすい
赤ちゃんを妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、コルチコステロイドというホルモンが増加します。このホルモンは、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)に働きかけるため、これも妊娠線ができやすい原因となるのです。

■妊婦さんは乾燥肌になりやすいため
特に妊娠初期では、つわりなどで食事ができなかったり、それとは反対に食べていないとだめだったり・・・栄養バランスが偏ったり、運動不足になることで便秘を引き起こしたり、肌荒れを引き起こしやすくなります。

潤いのない肌は柔軟性がないので、妊娠線ができやすいのです。